フクちゃんの鳴き声

先日、嫌な予感がしたので、普段なら見ないのですが、寝る前に金魚ちゃんずの水槽を覗き込みました。夕方にはライトを消すので、夜になると金魚ちゃんずは奥の方にかたまって睡眠中なのですが、その日はフクちゃんだけが見当たらない...。
びっくりして探してみると、上部フィルターの奥の方でひっくり返って浮かんでいました。

こ、これは...転覆病。

もともとフクちゃんは、尾びれのバランスが悪く、泳ぎもあまりうまくありません。しかも流金なので、なおさら厳しい...。泳ぎがうまくない分、弱々しく見えて、あまり長生きできないのかなと心配していたのです。

そんなフクちゃんが「転覆病」に...。
いやな予感が的中というか、リスク・ハンデがあったという意味では仕方がなかったのか...。

とにかくできることはしてあげたいと思い、転覆病についてネットで検索。
水温をあげること。塩浴をさせること。餌はしばらくあげないこと。
などといったことがわかり、とりあえず水槽から出して他の金魚ちゃんずから確保。他にも60cm水槽はあるのですが、家にあるヒーターは20リットル以下の水槽でないとダメなので、取り急ぎバケツを用意しました。

水はオゾン水を作って、そこに塩を投入。フクちゃんをバケツに移動させ、ヒーターで徐々に温度をあげていくことにしました。

正直、この症状の改善には期待できない...と思っていました。
やっぱりあれは前兆だったのか...。
と、いうのも、「最近フクちゃん、なんとなく元気ないな」と毎日のごはんタイムに思っていたからです。

そして翌朝...
といっても、バタバタしたので結局寝たのは深夜3時を余裕で回っていたので、お昼近くでしたが...
目が覚めて一目散にフクちゃんの様子を見に...
すると、???
フクちゃんが、ふつうに泳いでいます。
あれ?
昨日は確かにひっくり返っていて、今にもお星さまになりそうな感じだったのに?

とにかく、わたしがおこなった応急処置は功を奏しました!
良かった!
ちょっと覚悟してただけに、これは期待以上だ!
フクちゃん、よくがんばった!すごいよ、フクちゃん!

fukuchan.jpg

金魚すくいですくった金魚はすぐに死んでしまうというイメージがあったのですが、フクちゃん他、わが家の金魚ちゃんずの生命力は強い!とても誇らしく思います。

あれから約1週間。
最初は弱々しく見えていたフクちゃんも、徐々に元気を取り戻してきたようでした。
今日、久しぶりにごはんをあげたら、すぐに食べにきてたからね!
元気になってきた証拠です。

さてさて、前置きがずいぶん長くなりましたが、フクちゃんをバケツにうつしてから、気づいたことがあるのです。それは、フクちゃんが鳴くと、いうこと。

金魚が鳴く?
って思われるかと思いますが、意外や意外。
ネットで調べてみると、鳴く金魚はそれほど珍しくないそうなのです。

フクちゃんは普段、底の方でじっとしています。
そして時々、水面に上昇してきて、息をします。※ぷくっと音がする。
そして、そのあとです。

ギコギコ?グェグェ?ギュギュ?
なんとも言えない音で鳴くのです。※今、こうして書いている横でも鳴きました!

カエルのような鳴き声で、ほんと???ですが、金魚が鳴くなんて...。
余計に愛着が湧いてきます。

しばらくはこのまま、フクちゃんはバケツ暮らし。
どのタイミングで元の水槽に戻したらいいのか、わからないのですが、
とりあえず元気になってきてくれているようで、ほっと一安心。

生き物って手間がかかるけど、その分かわいくて仕方がなくなりますよね。

今回の記事には、主役のチの字がひとつもでてきませんでしたが、
もちろん、うちのお嬢のチェリーは相変わらず元気で、いつも家族に笑顔をもたらしてくれています。
今はもうお休みタイムみたいで、お布団の中に潜り込んですやすや寝ています。
※こんな時間だから当然か...。

それでは、そろそろわたしも寝ようと思います。
おやすみなさい。

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このページは、minipin-ownerが2011年2月 9日 02:18に書いたブログ記事です。

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